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設立理念
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みかんの花と木
周防大島町を象徴するものは「みかん」と言われてきました。太陽の光をいっぱい浴びたみかんの花木は、島の至るところで輝いています。それは、みかん農家の方々の日々弛まぬ努力の結晶です。ところが、その努力にも関わらず、みかんの採算悪化、高齢化や農家の減少をくい止めることは叶わず、栽培できなくなったみかんの木や年老いたみかんの木は、避け難くも切り捨てられ朽ち果てています。その姿は、現在の周防大島における過疎化と高齢者率の増加にも重なって映りました。このような背景から農家の方々の心情を察すると心を痛めずにいられませんでした。そこで、みかんと共に育ち生活してきた地域環境を衰えさせることなく、みかんと共に心を育む地域環境へと再生して、島民の方々と穏やかな暮らしを維持したい志に駆り立てられました。
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みかんの楽器
そこで、ささやかな一歩ではありますが、朽ちたみかんの木から、手の平に載る様な小さな木片を切り出して、磨いてみました。磨くにつれてみかんの木は、見惚れてしまうほどに美しい木目や木肌をみせてくれました。そして、さらに大学や楽器製作所のお力添えを仰ぎ、このみかんの木を活かした楽器の製作に着手しました。木琴の製作から始まったこの試みは、カスタネットやシェイカーなどにも拡張して、今も尚みかんの木による新たな楽器開発へと挑戦が続いています。そして気がつけば、これらの楽器を用いて、地域施設や町内会などで皆様と演奏する「みかんの木合奏団」を夢みるようになりました。
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地域環境テクノロジー研究所
その様な活動を行う中、2015年9月、これらの事業を発展させ継続維持できる体制を築くために「地域環境テクノロジー研究所」という小さな合同会社を設立しました。地域環境テクノロジー研究所は、みかんの木の楽器を中心にした木工品を製作しつつ、周防大島町出身の作詞家を冠した「星野哲郎記念館」に協力して音楽文化の創出に尽力します。さらに将来的には、周防大島の環境資源である太陽光やバイオマスなどの自然エネルギーを活用した地域交通の研究も進めて行きます。そして、周防大島町のスローガン『元気 にこにこ 安心で、21世紀にはばたく先進の島』の一翼を担い、地域に根を下ろした活動を心掛け、共に歩んで行きたいと考えています。地域環境テクノロジー研究所は、みかんの木が奏でる暖かい音楽の調べにのせて、私達の生活と環境の再生を力強く目指します。
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